ノロウイルス猛威10都県で警報レベル感染に注意

ノロウイルスに感染すると、1日〜2日後に異変が発生し始めます。

冬に猛威を振るって、お腹の問題を引き起こすノロウイルス。
注意しても羅患する可能性が高い、感染力が高いウイルスです。

 

 

2016/12/22追記
宮城県内の海域で水揚げされた牡蠣からノロウイルスが検出されました。
県は一時出荷停止を行い、一斉検査を行う模様です。

 

2016/12/13追記
ノロが大流行して10都県に警報レベルが出ています。
近年にない型のウイルスが原因とされ、免疫力が低い人に集団感染しています。
積極的な手洗いをするようにしてください。

 

2016/11/30追記
今年の冬はノロウイルスが猛威を振るうと注意勧告が出ています。
もしノロかな?って思ったら、まずはお医者さんへ。

 

 

 

ノロウイルスは、感染性胃腸炎が発症するウイルスと考えられるものです。

 

感染性胃腸炎が最も発症し易いシーズンが冬なので、ノロウイルスの主流もまずは冬(11月〜2月ごろ)であると言えます。

 

よく生牡蠣を食べるとノロに感染すると言いますが、牡蠣だけが原因なのではなくて季節も関係しているという事ですね。

 

ノロウイルスだけじゃなくアデノウイルスやロタウイルスも感染性胃腸炎をもたらしますが、アデノウイルスやロタウイルスよりも感染力が強大であるのがノロウイルスではないでしょうか。

 

ノロウイルスが強固と申しますのは、老若男女問わないでどんな人でも感染する危惧があり、わずかなウイルスの量が引き起こすという裏付けのあるためです。

 

アデノウイルスやロタウイルスは年少者が感染する傾向が見られますが、ノロウイルスだけは子どもから高齢者まであらゆる角度から感染します。

 

その結果、平成26年の食中毒患者の数を数えると、他の細菌やウイルスは数えきれないほどあり約2000人のと一緒で対し、ノロウイルスの患者数は約10000人にも達しているのです。

 

食中毒と見なされて届けられて感染者が判定された集計でこれだけの人数に達しているので、現実的に感染している人数はその数十倍から百倍いても不可思議なことではありません。

 

ノロウイルスは口から身体全体に入ると、小腸粘膜で成長していきますが、その数が10個程でも感染成功してしまうと報告されており、ノロウイルスの深刻な特徴の一つです。

 

そのため、子供たちがグループで日々を過ごしていく場である幼稚園や学校、そして高齢者の介護施設などで、驚異的なスピードで感染者が増えてしまうケースが多く確認されます。

 

ノロウイルスの症状

 

主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、37〜38度ほどの発熱があります。

 

これ以外の症状として、腹痛 頭痛 発熱 悪寒 筋痛 咽頭痛 倦怠感が発症すると考えられています。

 

多くの場合は2〜3日で回復し、経過は比較的に問題ないのですが、免疫力の衰えた高齢者では脱水症状や体力の消耗により重篤化し、時には死に至る事もあるものです。

 

症状回復後でも1〜2週間、意外なものとして1ヶ月にわたって糞便中にウイルスを排泄し続けます。

 

このせいで、二次感染にも要注意となります。

 

また、感染しても発症しない場合(不顕性感染)があり、このような感染者からの感染拡大に注意が必要です。

 

 

ノロウイルスの特徴

 

ノロウイルスの特徴で言ったら、ヒトの腸管内のみを使って増加し、人から人へ感染を広大化していきます。

 

上述にもあるように、感染力が非常に強くバラエティに富んだ感染ルートがあるので、予防に努めていたとしても、知らず知らずのうちに感染してしまうこともあり得ます。

 

さらに、ノロウイルスは遺伝子型が沢山あり、変異し続けるため、一度感染してしまったらもう感染しないというようなことはありません。

 

現時点では、インフルエンザのようにノロウイルスを食い止めるワクチンは作成されていないので、いかに食い止めるかが大事になってきます。

 

ウイルスはエンベロープ(油質性の膜、アルコールなどに壊れやすい)のあるウイルスとないウイルスに分けられます。

 

ノロウイルスは、このエンベローブを保持していないノンエンベロープウイルス(アルコールなどに強い)だということです。

 

エンベロープのあるウイルスは、よくある消毒剤からダメージを受けやすいのに対し、ノンエンベロープウイルスは損害を受けにくいため、塩素以外の消毒剤が普遍的に効きにくいとされています。

 

あと雑学ですが、ウイルスと細菌の違いです。

 

細菌は細胞を持ち、栄養や水があれば自己の力で増殖する。
ブドウ球菌、O157(腸管出血性大腸菌)

 

ウイルスは細胞を持たず、他の生物に寄生して自己を複製する。
ノロウイルス、インフルエンザウイルス

ノロウイルスによる食中毒にご注意ください


 ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は、一年をとおして発生していますが、特に冬に流行するとされています。
 ノロウイルスは、少量でも手指や食品などを介して経口から感染(経口)し、下痢、おう吐、吐き気、腹痛などを起こします。 また、一度感染した人でも、繰り返し感染することがあります。 子供や高齢者は、ノロウイルスに感染した場合に症状が重くなりやすいので、ご家庭でも特に注意が必要です。
 また、今年の1月以降には、新たな遺伝子型(GII.P17-GII.17)の新型ノロウイルス(GII.17変異株)が流行していたことが報告されています。現段階では、この新型ノロウイルスに対する免疫を持たない人が多いと予測され、国立感染症研究所などから、今後、主要な流行株となる可能性が指摘されており、注意が必要です。

 

 ノロウイルスによる食中毒を防ぐため、「加熱」「手洗い」「消毒」をしっかりと行いましょう。
 ※ノロウイルスによる食中毒の中で、二枚貝によるものは1割未満にすぎません。そして、ノロウイルスによる感染の原因として、人から人へが多いので、手洗い、消毒が重要となります。
 ノロウイルスはアルコール等の一部の消毒薬では消毒できません。おう吐物など感染性のあるものを扱う際は、使い捨て手袋を利用し、ビニール袋などに密閉した上で、廃棄しましょう。消毒には次亜塩素酸ナトリウム (塩素系漂白剤)、熱湯が有効です。詳しくは ノロウイルスの消毒方法 をご覧ください。
出典:ノロウイルスによる食中毒にご注意ください